N様邸･松の剪定･3.7年振り

3月18日と4月1日に､N様邸の､松の剪定を行った。

前回行ったのは､2015年8月6日だったので､3年7ヶ月振りの剪定になる。

「もう依頼は､来ないなぁ～。他の植木屋さんに移ったのだろう」と思っていた。が､再び剪定ができる事はうれしい。

３年7ヶ月前と今回を対比してみた。

(2015年8月6日の時。　剪定前　→　剪定後)

(2019年3月18日の時。　剪定前　→　剪定後)

この松1本の剪定に､1日かかった。処分量は250kg。
3年以上放置しておくと､随分荒れてしまう。
次回からは､もう少し短い期間に剪定したい。

全体に､幅と高さを詰め､重なっている枝､及び､強い枝を抜き､透かし剪定とした。枯葉は極力取ったが､「もみ上げ」までの手は､加えられなかった。

2本目の松は､次の要領だった。

(2015年8月7日の時。　剪定前　→　剪定後)

(2019年4月1日の時。　剪定前　→　剪定後)

N様邸の松は､骨格が素晴らしい。今まで､施主様が剪定していたが､ご高齢で出来なくなった様である。センスが良いと思う。

松は､剪定に時間がかかる。そして､どの松も個性的である。
1年に2回の剪定もあれば、1年に1回の剪定もある。それ以外にも、色々なケースがある。

現在「松の剪定」を､させて貰っているお客様は､12庭(五葉松も含め)ある。その内､1庭の松だけ､樹勢が弱い。グリーンパイルを打込んだが､回復してくれるだろうか。

ある松は､5年位かかり回復したケースがある。念じれば､松に､気持ちが通じるかも知れない。　　

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