ツツジ、サツキの刈り込み

植木屋じぃじ

2010年06月26日 15:48

ここの所、某会社でツツジ、サツキ、マサキの刈り込みが続いている。 

エンジン式剪枝機(ヘッジトリマー…通称バリカン)を、一日中使っていたので、腕がパンパンだ。

職人は、愚痴をこぼさない。 
今日は、刈り込みのお話です。 

ツツジ、サツキは、花が終わったら、即、刈り込むのが望ましい。

来年の花芽を、付ける前に刈り込めば、新しく伸びた枝に花芽を付ける。


強く刈り込んで、通称ボウズにしても、2ヶ月で芽が吹いて来る。

昨年は、某学園で1.5mの生垣を、約半分くらいに刈り込んだが、2ヶ月で緑が戻った。

刈り込みには、エンジン式剪枝機、電動式剪枝機、刈り込みバサミ が用いられる。

・剪枝機は、早くきれいに刈り込める。 

・エンジン式は、便利だが重く、腕に負担が掛かる。 
切った枝をプレートに乗せて集める事が出来る。

・電動式は、軽いから腕への負担は少なく、両面で刈る事が出来る。 電気コードが必要であり、必ずコードを数回切ってしまう。 自分も3回切った。 殆どの人が切った経験があると言っていた。 
エンジン式に較べ安い。

剪枝機で刈り込めない場所は、刈り込みバサミを使う。

刈り込みバサミは、刃と柄(持ち手)とが少し角度がついている。 天端を刈る時は、ハサミを裏返しにして使う。

生垣の角の刈り方。 下の写真は、広見公園のツゲの生垣である。 角が直角になっている。

角を丸くする場合もある。 丸くする場合は、角を45度で仕上げる。多少の凸凹も目立たない。 

角が直角の場合は、均一を求められるので難しい。

当分、某会社の刈り込みがつづく。 腕の筋肉を鍛えなければ。







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