★再び、切り口を振返る★

植木屋じぃじ

2013年02月08日 16:48

(切口をカルスが塞いでいる)
剪定の切口を、再び考えてみた。
樹種は、シラカシ。
2011年3月(震災直後)に剪定した。

右の写真は、約2年でカルス(傷口を塞ぐ為に増殖する組織。傷ホルモンの刺激によって形成される。癒傷(ゆしょう)組織。)が、充分成長した。

以下、剪定の切口が成功した例。
(完全に塞がれているのは、その前の剪定かも知れないか…)




































以下失敗例。

上は、カルスが巻きつつあるが、
真ん中は巻いていない。
深く切り過ぎた為かも知れない。

下は、切り枝が一部残った。
(すぱーと、切れていない
下側の一部)



細い枝を残し、太い枝を切った。
下側に、カルスが出ていない。

もう少し、細枝の上側で、切れば良かったと思う。






カルスが出ていない。
深く切り過ぎた様だ。










全く、切り方がなって無かった。










以下は、切り方が甘く、カルスが出ない。












切り方が甘く、カルスが出ない様だ。






右側は、カルスが出ているが、左側は出ていない。

左側は、深すぎた様だ。


以下は、
昨日ネズミモチを、意識して切った切口である。






















写真を観て気がついたが、鋸の刃が、別の枝にあたっていた。


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