★松はなぜめでたいか④★
(松の絵の屏風…ネットより)
私の心には、仕事をしたい気持ちと、出来たらサボりたい気持ちが同居している。
昨日の天気予報で、早々に今日は雨と判断して、計画を変えてしまった。
今は雨が止んでいる。工夫すれば、仕事はできる。
けれど、まぁ~いいかぁ~。
(天龍寺の松…2013年10月30日)
そんな訳で、今日は。
稲垣栄洋・著『日本人の暮らしと身近な植物』より。
「松はなぜめでたいか」④
恐竜の時代、地球を制覇していた植物は、針葉樹だった。ところが、やがて進化した新しいタイプの広葉樹が出現した。
(松の絵…ネットより)
あらゆる面で優れた点を持つ広葉樹に、針葉樹は圧倒され、その分布を急激に狭めていった。
しかし、凍結に強いと言う優位性を生かし、針葉樹は極寒の地に広がり生き延びた。
(極寒の黒松林…ネットより)
現代でも、高緯度地域の寒地では、針葉樹の森林が広がっている。
松がめでたいとされるには、もう一つ理由がある。
常に緑色を保っている松も、実際には葉を更新する為に、順番に落葉している。
(松葉…ネットより)
この落葉した松葉を見ると、2本の葉が人字形にくっついている。
落ちてなお、二本一組で寄り添う姿が、夫婦和合のシンボルとして、尊ばれている。
以下は松葉の文様 (ネットより)
おわり。
Snow White ~ The Silly Song (The Dwarfs' Yodel Song)
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