剪定の方法(忌み枝…2回目)

植木屋じぃじ

2010年07月30日 10:27


今日は、剪定ではさむ(切る)べき枝→忌み枝 の2回目です。

立ち枝」「下がり枝」…樹の全体を見た場合、幹に対して主枝は、ほぼ同じ様な角度に揃っています。

その中に、立ちあがったり、垂れ下がったりした異角度の主枝が、はさむ候補になります。

主枝をはさむ場合、注意する事は、穴が空かないかを確認する事です。 穴が空く場合は、空かない様に、少しずつはさむ事にします。 (隙間があると、周りからそこに枝が伸びて来ます)

もし、はさんで穴があいてしまった場合は、シュロ縄等を用いて隣の枝から誘引する事が考えられます。

立ち枝でも、将来幹とのバランスがとれ、双幹になる場合は残す事がります。

並行枝」…上下2段に平行に重なった枝です。透かし剪定では、この原則を多く用います。
周りの枝のバランスを見て、はさむ枝を決めます。

はさむと穴が空く場合は、幹元ではさまず、枝の中間ではさむ事が考えられます。 

徒長枝(トビ)」…極端に長く直線的に飛び出す枝です。強剪定した場合養水分のはけ口がなくなるので、徒長枝が発生しやすくなると言われています。

放っておくと樹形を乱すのと、徒長枝に小枝が発生し、内部の枝に光が入りにくくなり、枯れる原因になります。

徒長枝を元からはさむと、又徒長枝が出てきます。(樹内に蓄積養分に余裕があるから) 徒長枝を10~30㎝残して、はさむ方法があります。

はさんだ所から、新しい枝が出てきますので、その内で要る枝を選び伸ばしていきます。

車枝」…幹の一か所の円周上に3本以上の枝が発生している場合です。 周りの枝のバランスを見ながらはさんで行きます。

その時、「閂(かんぬき)枝」(左右の枝が貫いて見える様な2つの枝)にならない様にします。

忌み枝の剪定はこれで終了ですが、この9つの方法を覚えるだけで、取りあえず要らない枝の判断できます。

剪定していると、徐々にはさむべき方向が見えてきます。 剪定は、各人各様です。 

自然の樹は、樹自信で判断し不要な枝を枯らし、落として行きます。 自然樹の形で学ぶか、良い庭園の樹形で学ぶか、色々考えられます。

針葉樹系以外は、はさんでもまた吹いて来ます。思い切ってはさんでみましょう。

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