★造園・施・技・問題⑩《土壌》★

植木屋じぃじ

2017年02月25日 11:29

(チッソ、リン酸、カリの説明図…ネットより)
造園施工管理技術の問題集より、「土壌②」。を。

問題①植物に必要な肥料に関する次の記述の( )に当てはまる組合せとして、適当なものはどれか。
 「(A)は、根肥といわれ、根や茎を丈夫にする。(B)は、花肥といわれ、花芽分化を促進する。(C)は、葉肥といわれ、葉緑素を作り、葉の育成を促す」

    (A)         (B)        (C)
(1)リン酸肥料    カリ肥料    窒素肥料
(2)カリ肥料      リン酸肥料   窒素肥料
(3)リン酸肥料    窒素肥料   カリ肥料
(4)カリ肥料      窒素肥料    リン酸肥料

問題②土壌のpHの記述のうち、適当でないものはどれか。
(1)一般に雨の多いわが国では、表層から塩基が脱落して、土壌中は酸性になりやすい。
(2)市街地では、コンクリート舗装や、乾燥の影響で、土壌がアルカリ性になりやすい。
(3)酸性の土壌を中和するのに、石灰を施用する。
(4)植物は、一般に土壌pH8.0~8.5の場合に、良好に生育する。

問題③腐植に関する記述のうち、適当なものはどれか。
(1)腐食は、土壌の団粒化と、微生物の活動を抑制する。
(2)腐食は、植物に必要な養分を保持すると伴に、その供給速度を調整する働きがある。
(3)FAO(国連食糧農業機関)の区分による、土壌断面のB層は、A層よりも腐植に富んでいる
(4)一般に、暗褐色や黒褐色の土壌は、腐植に乏しく、赤色や黄色の土壌は、腐植に富んでいる。

問題④土壌に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
(1)土壌粒子の粒径は、礫、砂、粘土、シルトの順に小さくなる。
(2)土壌の三層分布は、固層、液相、気相の占める割合をいう。
(3)植物が利用できる土壌の有効水分は、主に毛管水である。
(4)長谷川式土壌貫入計により測定したS値が、1.5~4.0(cm/drop)であれば、植物の生育に適当である。

問題⑤植物の肥料に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
(1)カリは、植物体内の新陳代謝をよくするもので、葉や茎が丈夫になる。
(2)カルシュウムは、新陳代謝の結果できる酸類を中和し、また、細胞間の結合を強くする。
(3)リン酸は、水、蛋白質、炭水化物の移動に関係があり、植物の葉の生育を促す。
(4)窒素は、原形質の主成分である、蛋白質や葉緑素をつくり、生育を促す。   


参考資料。



































窒素、りん酸、カリは、「ばかね」「葉、果(花)、根」と教わった。

Lupin III - Videosigla Planet O - La pietra della saggezza


回答
問題①…(2)
問題②…(4)
問題③…(2)
問題④…(1)
問題⑤…(3)

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