★造園・施・技・問題⑪《土壌》★
(バーク堆肥)
造園施工管理技術の問題集
より、「土壌③」。を。
問題①土壌に関する記述のうち、適当なものはどれか。
(1)壌土は、植土に比べ、
粘土分を多く含有している
ため、保水性は高いが、通気性は低い。
(2)国際土壌学会法による粒径区分では、粒径が3mm以下
のものを砂という。
(3)土壌水分には、重力水、結合水、毛管水、吸湿水等があり、
植物が最も利用しやすい土壌水分は、吸湿水である。
(4)FAO(国連食糧農業機関)による土壌層位のなかで、O層は、
落葉、落枝或いは、植物遺体が堆積した有機質層である。
問題②腐植に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
(1)腐食は、主にセルロースにより形成されている。
(2)一般に、腐食に富んだ土壌は、有機物含有量が多い
ため、黒褐色から暗褐色を呈している。
(3)腐食は、土壌の団粒構造の形成を促進し、土壌の
通気性や透水性を良好にする。
(4)腐食は、酸性雨等による、土壌のpHの急激な変動を
抑制する。
問題③土壌改良に関する次の記述の(A)~(C)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。
「バーミキュライトは、(A)が原料であり、土壌の(B)効果や、
(C)効果がある。」
(A) (B) (C)
(1)ひる石----窒素分を供給する----酸性を中和する
(2)凝灰岩----窒素分を供給する----酸性を中和する
(3)ひる石----保持力を高める-------透水性を高める
(4)凝灰岩----保持力を高める-------透水性を高める
問題④土壌改良材の記述のうち、適当でないものはどれか。
(1)ピートモス(泥炭)は、ミズゴケ等を主体とする高位泥炭
であり、土壌に混合する事で、保水性の改善効果がある。
(2)バーミキュライトは、ひる石を焼成して膨潤させた物質
であり、透水性の改善等を目的として、土壌に混合して
使用される。
(3)パーク堆肥は、広葉樹の樹皮を主原料とした堆肥であり、
土壌に混合する事で、固結防止等の効果がある。
(4)黒曜石パーライトは、凝灰岩の中の火山灰が変質した、
砕片状の物質であり、保持力の改善等を目的として、
土壌に混合して使用される。
問題⑤土壌pHの記述のうち、適当でないものはどれか。
(1)一般に、雨の多い我が国では、表層から塩基が溶脱
して、土壌は酸性になりやすい。
(2)アルカリ性の土壌に対しては、良質な客土を用いるか、
pH調整していない、ピートモス等を混合して、中和させる。
(3)造園樹木の中には、ケヤキ、ドウダンツツジ、ヤマモモ
などの酸性土壌を嫌う樹種もある。
(4)市街地では、コンクリートの構造物や舗装、乾燥の影響
等で、一般に、土壌がアルカリ化する傾向がある。
(広見公園のバラ園には、分厚くチップが敷き詰められている…一窓園)
なごり雪 - イルカ
回答
問題①…(4)
問題②…(1)
問題③…(3)
問題④…(4)
問題⑤…(3)
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