2017年04月30日
★南禅寺・金地院庭園②★
(南禅寺・金地院庭園…小堀遠州作の枯山水…2017年4月23日)
金地院(こんちいん)の庭は、正面に枯山水、左右に池泉(ちせん)庭がある。小堀遠州(江戸前期の茶人・武将)の作と言われいている。
金地院は、室町時代に建てられているから、江戸初期に再興され現在に残っている。と考えられる。
金地院の枯山水を観て、ほっと、くつろいだ。今まで、枯山水を美しいと思った事がなかったが、今回は、美しいと思った。じぃじのお客様で、枯山水の庭が一軒あるが、今一なので、手入れを真面目に考えてみよう。と思った。
(左 亀島 右 鶴島)
「左の亀島には、老樹の柏槇(ビャクシン)が立つ」と、本にあったが、枯れていた。 右の鶴島には、松の木が。
(左 柏槇…ネットより。 右 じぃじのお客様の枯山水…2016年5月21日)
柏槇(ビャクシン)とは、ヒノキ科の針葉樹で、イブキとも言う。とあった。
尚、柏槇は、なかなか大きくならないが、巨樹となるまで修行を積むことが禅に通じる。ともあった。(ビャクシンから、ハイビャクシンや、カイヅカイブキを連想する。)
(方丈(長老の居室)から見た庭)
(方丈から見た庭)
(左 金地院の入口…中から見た所 右 方丈の様子)
以下は、池泉庭の様子。
つづく。次回は、無鄰菴庭園(小川治兵衛の作…明治時代)を予定。
女ひとり