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2017年07月30日

★消毒の時期は★

(ヒサカキに大発生したホタルガの幼虫)
7月に出会った害虫。
・レッドロビンとシラカシに、イラガ(電気虫)。
・ヒサカキに、ホタルガ。
・多くの樹木に、アオバハゴロモ。

消毒は、6月初旬と9月初旬と決めていたが、5月初旬と8月初旬に変更した方が良さそうだ。
来年からそうする。

・レッドロビンとシラカシにイラガ(電気虫)
(イラガ(電気虫))
7月21日、レッドロビン生垣の刈込みで、イラガに10ヶ所程刺された。

シラカシのイラガは、頭に入っていたが、レッドロビンは、初めて。シラカシにもイラガが居た。
7月29日に消毒を行った。
(左-レッドロビンの生垣  右-イラガ)







(左-イラガの成虫  右-イラガのまゆ…木の幹に造る ネットより)


・ヒサカキにホタルガ。
(ヒサカキにホタルガ)
ヒサカキの葉を、ホタルガが食べ尽くす。と言う事を知った。

春から秋にかけて2回発生。
サカキ、ヒサカキの葉を食害。

7月25日と7月29日のお客様のヒサカキで、出会った。

伴に、オルトラン殺虫剤を散布した。
(左-ホタルガに食べ尽くされた、ヒサカキ  右-ホタル蛾の幼虫)







(左-ホタルガの成虫  右-ホタルガのまゆ…葉を丸めて造る様だ ネットより)


・多くの樹木に、アオバハゴロモ。
(左-アオバハゴロモの成虫  右-幼虫)







(アオバハゴロモの分泌物の白い粉)
7月24日の手入れで、アオバハゴロモに出会った。
消毒を頼まれ7月29日、オルトラン殺虫剤を散布した。

右写真の白い粉は、尾の先から出す分泌物の様だ。
卵で越冬し、5月頃孵化するとの事。

幼虫は、風通しの悪い所を好む様だ。特に害はなさそうだが、居ると気になり、気持ち悪い。

じぃじのお客様で、消毒は、30軒ほど抱えている。
今まで、6月初旬と9月初旬と決めていたが、それでは遅い。1ヶ月早く、5月初旬と8月初旬が良いのでは、と考えた。
来年からそうする。

電話が入ると、直ぐに駆けつける。遅くなると、殆ど食べ尽くされ、手遅れになるから。  


d´Original Oberpfälzer Spitzboum - Alt sama word´n


TRIO LOS PANCHOS Historia de un amor
  


2015年07月26日

★消毒4件+自宅★

(イラガ…通称電気虫)
今日は、消毒の依頼があり、
午前中に済ませた。

6月1日と2日に18軒程、消毒に行った。
ほぼ治まっていると、思っていたが、W様邸で、イラガを一匹見た。(1匹見ると、10匹は居ると、言われている)
シラカシが、2本あるので、その木のみ消毒を行った。

虫と木には、関係があり、虫は、複数の葉は食べれない。
木も、虫に食べられない様に、防御機能を備えている。が、
全ての虫には、対応出来ない。

従って、この虫は、この木と、決まっている。例えば。
イラガ→シラカシ。
チヤドクガ→サザンカ、ツバキ、茶の木。
チャミノガ→茶の木。
テッポウムシ→イロハモミジ、ミカンの木。
モンクロシャチホコ→サクラ。
モッコクハマキ→モッコク。
マツカレハ→松。
マツノゴマダラノメイガ→五葉松。
シイフサカイガラムシ→マテバシイ。
コナカイガラムシ→ツゲ。
カイガラムシ→サザンカ、サンゴジュ。
コガネムシ→ツツジ。 等、等。

ご依頼のあった庭木には、虫は見当たらず、シソの葉に、チュウレンジバチと思われる虫がいた。
(左 チュウレンジバチ…ネットより  右 エダシャク)







ヤマモモに、エダシャクの様なのがいた。(今回、写真を撮なかった)
6月2日に消毒したのに。
再び、蛾が、産み付けに来たと思われる。
(五葉松にマツノゴマダラノメイガ 左 幼虫  右 巣と糞)







五葉松に、マツノコマダラノメイガの、子供が居た。
親は、死んでいた。


どこにでもいるのが、アオバハゴロモである。
吸汁性害虫と呼ばれているが、実害は、無いようである。が、美感が損なわれる。
(アオバハゴロモ)







(アオバハゴロモ)
仕事を始めた当初は、多くの害虫と出逢ったが、最近は少ない。
時々、チャドクガにやられ、悩まされるが。

チャドクガは、あの毒針毛を、備えている為に、嫌われても、生き延びている。

オンリーワンを、習得出来た害虫のみが、今、生存している。
人間社会も同じ様だ。生き延びるには、個性がいる。

個性を磨き、何とか、76歳まで、植木屋を続けたい。 


André Rieu - The Second Waltz (Shostakovich)
  


2014年07月23日

★アオバハゴロモ★

(アオバハゴロモ)
今日は、5件の消毒を行った。

5件とも、共通して見られたのは、写真の「アオバハゴロモ」だった。

「アオバハゴロモ」
吸汁性害虫と言われているが、実害は余り無い様だ。
(左が幼虫で、右が成虫…ネットより)
幼虫の体を覆う、白い分泌物が、枝などに付着し、美観が損なわれる。

風通しの悪い所に、発生する。
成虫が、数十匹、パーと飛び出すと、気持の良い物ではない。
(左 幼虫  右 白い分泌物)







今回出会った、虫達は。
「マツカレハ」
(左 マツカレハの幼虫  右 蛹)







昨年、黒松を剪定した時は、30匹前後のマツカレハに出会った。徹底して消毒した結果、今年は、幼虫1匹+蛹3匹のみで、効果大だった。

放置すると、数百個の卵を産み付け、大発生になるので、早めの対策が良い。

「モッコクハマキ」
(左 モッコクハマキの食害  右 幼虫)







この時期、モッコクには、多かれ少なかれ、モッコクハマキの食害が見られた。

殺虫剤(オルトラン水和剤1000倍)散布を、きっちりする事で、対処出来る。

「コガネムシ」
(左 大紫つつじが食害  右 コガネムシ)







消毒に行った時には、大紫つつじが食害されていた。
多分コガネムシだろうと思った。
対策は、成虫に直接、オルトラン水和剤か、スミチオン乳剤が、当らないと死なないと思う。難しい。

消毒の方法は、軽トラに、KOSHIN MS-252C電動噴霧器と、60リットル蓋なしポリ容器を積み、出かけた。

作業をして思った。
軽トラに積んだまま、消毒するのが作業効率が良い。
吐出ホース20mを、2本つないだ。40mあるので、殆どが届いた。

今後は、100リットル蓋付きのポリ容器があれば、更に作業効率が良くなると思った。  


Dem Land Tirol die Treue