2015年07月26日
★消毒4件+自宅★
(イラガ…通称電気虫)
今日は、消毒の依頼があり、午前中に済ませた。
6月1日と2日に18軒程、消毒に行った。
ほぼ治まっていると、思っていたが、W様邸で、イラガを一匹見た。(1匹見ると、10匹は居ると、言われている)
シラカシが、2本あるので、その木のみ消毒を行った。
虫と木には、関係があり、虫は、複数の葉は食べれない。
木も、虫に食べられない様に、防御機能を備えている。が、
全ての虫には、対応出来ない。
従って、この虫は、この木と、決まっている。例えば。
イラガ→シラカシ。
チヤドクガ→サザンカ、ツバキ、茶の木。
チャミノガ→茶の木。
テッポウムシ→イロハモミジ、ミカンの木。
モンクロシャチホコ→サクラ。
モッコクハマキ→モッコク。
マツカレハ→松。
マツノゴマダラノメイガ→五葉松。
シイフサカイガラムシ→マテバシイ。
コナカイガラムシ→ツゲ。
カイガラムシ→サザンカ、サンゴジュ。
コガネムシ→ツツジ。 等、等。
ご依頼のあった庭木には、虫は見当たらず、シソの葉に、チュウレンジバチと思われる虫がいた。
(左 チュウレンジバチ…ネットより 右 エダシャク)
ヤマモモに、エダシャクの様なのがいた。(今回、写真を撮なかった)
6月2日に消毒したのに。
再び、蛾が、産み付けに来たと思われる。
(五葉松にマツノゴマダラノメイガ 左 幼虫 右 巣と糞)
五葉松に、マツノコマダラノメイガの、子供が居た。
親は、死んでいた。
どこにでもいるのが、アオバハゴロモである。
吸汁性害虫と呼ばれているが、実害は、無いようである。が、美感が損なわれる。
(アオバハゴロモ)
(アオバハゴロモ)
仕事を始めた当初は、多くの害虫と出逢ったが、最近は少ない。時々、チャドクガにやられ、悩まされるが。
チャドクガは、あの毒針毛を、備えている為に、嫌われても、生き延びている。
オンリーワンを、習得出来た害虫のみが、今、生存している。
人間社会も同じ様だ。生き延びるには、個性がいる。
個性を磨き、何とか、76歳まで、植木屋を続けたい。
André Rieu - The Second Waltz (Shostakovich)