2017年07月19日
★MI様邸・お庭の手入れ★
(MI様邸・梅の木 剪定前)
その時、「10年間は付合うよ」と仰って戴いた。
それ以来、毎年手入れに伺っている。
・梅の木、小町竹、ナンテンなどの剪定。
(梅の木、小町竹、ナンテン 剪定前 → 剪定後)
大きく、暴れているのが「梅の木」。
1年でよく伸びる。昨年もこんなだった。
(2016年7月21日 梅の木など 剪定前 → 剪定後)
どうしたら、おとなしく出来るだろうか?。
こまめに剪定を行い、小枝を増やし、全体に葉を茂らせることだろう。
・「藤」の伐木。
2012年8月、藤棚の制作を頼まれた。それから5年。「藤」が暴れて、手に負えないので、伐木して欲しいとの事。
経過を追ってみた。
(左-2012年8月16日 藤棚制作 右-2013年4月19日の様子)
(2013年7月1日 剪定前 → 剪定後)
(左-2014年7月8日 剪定前 右-2015年6月19日剪定前)
(今年2017年7月19日 左-伐木前 → 伐木後)
「藤」は4月~7月にかけて、一気に伸びる。「蔓」独特の成長である。施主様、体調を崩され、手入れが出来ない様だ。
それにしても、「藤」の成長の勢いは凄い。
・クロガネモチの剪定。
クロガネモチも、2010年からの様子を追ってみた。
(2010年4月3日 剪定前 →2010年5月12日 高さを3分の1下げた)
(2012年7月5日 剪定前 →剪定後)
(今年・2017年7月19日 剪定前 →剪定後)
手前味噌だが、剪定の腕は伸びている。
樹木は、放っておくと、自然に素晴らしい形を作る。だが、放っておくと、大きく成り過ぎる。自然の形を保ちつつ、施主様のご希望の大きさに仕上げる。
盆栽もそうだ。自然の形を保ちつつ、希望の大きさに仕上げる。
植木屋は、木の持つ力を引き出し、人間と折り合いをつける。もっと巧くなりたい。
「やってみよう」
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