2018年01月24日
★ビオトープ問題より③★
(乾性遷移イラスト…ネットより)
今日は午前中、IK様邸・駐車場の
伐木を行った。
伐木後の写真を撮り損なった。
ここでは、ビオトープ管理士資格試験の問題三回目を。
(イラスト、写真などネットから引用)
・(ニッチ)群集の安定と、ニッチの確立について説明せよ。ニッチとは、直訳すると「くぼみ」や「隙間」。(生物の、棲み分けた、場所だろうか)
○ある生態系において、お互いによく似た
種が同じ場所で生活し、同じものを食べたとする。
食べ物や生息場所の奪い合い等から、どちらかが滅んでしまうか、どちらかが、食べ物や生息場所を変えて、適応し共存して行く事になる。
後者の場合は、一方が新しいニッチを確立する事により、両者の群集の安定がはかられる。
(人間の社会でもそうだろうが、植物の世界でも、庭の植物を見ていると、日々植物達の生息域の奪い合いが見られ、一時安定するが、再び変わって行く)
・(生態遷移)乾性遷移について説明せよ。
○乾性遷移とは、火山の溶岩流の上など、土壌がなく、岩石が露出した裸地における、遷移をいう。
最初に地衣類や、コケ類が進出し、次いで水や養分をあまり必要としない、一年生植物のイネ科や、キク科の草本類が草原をつくり、土壌も保水力も増加する。
そして、根や地下茎が発達し、多年草の草原ができる。
その後、太陽光を好む陽樹が成長し、有機物が堆積し土壌が発達する。
陽樹が発達すると、臨床には太陽光が届きにくく、陽樹の芽生えは育たない、。
代わって太陽光が少なくても成長できる陰樹が成長し、陽樹林から陰樹林にとって代わる。
(陽樹のシラカバ)
陰樹林が成長すると、遷移は止まり、安定した森林を形成する。(宮崎県綾町の照葉樹林…陰樹かなぁ~)
鎮守の森は、伐木されず、陰樹の森へと遷移する。と思われる。
名曲探訪 ・「新日本紀行」 富田勲 / Isao Tomita