2018年01月27日
★TY様邸・お庭の手入れ★
三日間の予定の三日目。
雨で伸びて、この日に。
黒松、イヌマキ、イヌツゲ、クロガネモチ、などの剪定と、サツキの刈込みを行った。
《門かぶりの黒松の剪定》
(門かぶりの黒松 剪定前 → 剪定後)
(門かぶりの黒松 別角度で 剪定前 → 剪定後)
(門かぶりの黒松 剪定後 拡大)
全ての葉を確認し、落とすか、
残すか、決めなければならない。
枝数は少ない方が、効率がよい。その為、重なっている枝は、元から取り除く事にした。
重なっていると、光の当たらない葉が、枯葉となり、枝に溜まってしまう。そして、もみ上げをキッチリ行うと、松が元気に、格好良くなる。
《イヌマキの刈込み》
(イヌマキ 刈込み前 → 刈込み後)
樹冠から飛び出た、徒長枝が見苦しい。
刈込み鋏を使用し、深く刈込まず、樹冠を整える程度にした。
樹木は、一般に、強く切ると、強く吹く。樹形が暴れない様に、葉は多く残したい。それぞれの木々により、そのさじ加減が微妙で、技の見せ所になる。
《イヌツゲの刈込み》
(散らし玉仕立てのイヌツゲ 刈込み前 → 刈込み後)
ヘッジトリマーを用い、樹冠をなめる程度に刈込んだ。
内側に枯葉が溜まっているので、極力落とす様にした。
《クロガネモチの剪定》
(クロガネモチ 剪定前 → 剪定後)
混んでいたので、夢中で切ったら、切り過ぎだろうか。
樹形を絞り、もう少し、小さく弱い葉の玉を、多く残した方が、格好が良かったのかも。と反省。
《サツキの刈込み》
刈込み前の写真は撮り損ねた。
(サツキ 刈込み後)
(サツキ 刈込み後 石垣の部分を拡大)
サツキの下枝が、庭石や、サツキの立上りの部分を覆う。
その部分を、剪定鋏で取り除くと見栄えが良い。ヘッジトリマーでは、その部分は、刈り取れない。
初めてお仕事を戴いた、TY様邸。5月初旬の消毒と、8月一日手入れの追加を戴いた。
お庭の構成が、しっかりしているので、手入れをすれば、次第に良くなって行く。
高倉健 「唐獅子牡丹」 「網走番外地」