2017年04月16日
★菜の花②★
(菜の花とモンシロチョウ…ネットより)
稲垣栄洋・著『身近な花の知られざる生態』
「アブラナ」②より。
「蝶々」で歌われている、モンシロチョウの幼虫である青虫は、アブラナ科植物の葉を餌にしている。
モンシロチョウは、菜の葉に、卵を産み付ける。
モンシロチョウの幼虫は、アブラナ科しか食べない。
(青虫…ネットより)
アブラナ科植物は、カラシ油配糖体と言う辛味物質で身を守っている。ところが、青虫はこのカラシ油配糖体を解毒する能力を身につけた。
他の植物は、カラシ油配糖体以外の防御物質を持っているから、青虫はアブラナ科植物を、選んで餌にしているのである。
(青虫…ネットより)
野菜の中には、アブラナ科植物が多いから、青虫は大害虫である。キャベツや、ハイサイ、コマツナ、ブロッコリー、カリフラワー、カブ、ダイコンなどは、全てアブラナ科の野菜である。
植物と昆虫は、「食べる」×「食べられない」の、攻防で、お互いに進化の途中である。
(その青虫を食べる小鳥も…ネットより)
植物は、様々な物質で身を守っているが、必ずと言っていい程、その植物を食べる昆虫が存在する。例えば
「山茶花や椿」×「チャドクガ」、「白樫」×「イラガ」
「松」×「マツカレハ」、「桜」×「モンクロシャチホコ」等など。
(虫を食べる小鳥…ネットより)
又、昆虫を食べる鳥が居る。自然界は、食う、食われるの世界である。
植物は、食べられても再生する。
植物の方が、生き物として、一枚上手なのかも。
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