2017年06月29日
★白樫・粗樫の紫かび病★
(アラカシの紫かび病…2012年7月10日撮影)
あるお客様から、「アラカシの葉が、黒くなって落ちている。」と、電話が入った。
見に行くと、紫かび病である。
以前から、シラカシとアラカシに発生していた。が、大して目立たなかった。今年は、目立つ。カビの生り年だろうか?。公園の樹木でも見かける。
過去には、殺菌剤のダコニール1000を散布したが、顕著な効果が見られなかった。
経験的に、強剪定し、新しく出てくる葉に見られ、弱めの剪定で、樹に勢いをつけると、自然と解消する。と思っている。
今回、詳しく調べてみると、うどんこ病菌の一種とある。うどんこ病なら、トリフミン水和剤で効果が得られた経験則がある。
施主様がご心配されているので、トリフミン水和剤(1000倍)の散布と、グリーンパイル(成型肥料)を施す事を提案しようと思う。
(アラカシ 紫かび病と思われる…2012年7月10日)
(強剪定されたシラカシ 紫カビ病と思う。…公園にて …2017年6月20日)
紫かび病の顕微鏡写真。
歌う生物学 01 1838細胞説 GMs