2016年05月09日
★毒を持つ植物①★
(有毒物質“オレアンドリン”を持つ夾竹桃)
今日は、造園屋さんの応援。梅の木の掘り取りと、金木犀の強剪定・等を行った。
雨の為午前中で、作業終了。
うれしい。
ここでは、田中修・著
「植物はすごい」より、『毒を持つ植物の1回目』
“美しいものには、毒がある”。植物たちは、動物から、身を守る為に、特殊な能力を身に付け、生き延びてきた。
(夾竹桃…2011年6月21日)
①夾竹桃(キョウチクトウ)-オレアドリンと言う有毒物質。
バーベキューの串に、この枝を使い、数名が亡くなった。とか、箸に使って、中毒になった。と言う、話がある。
この有毒物質のおかげで、葉は、虫に食べられない。との事である。
②紫陽花(アジサイ)の葉。-青酸を含んだ物質。
(紫陽花-青酸を含んだ葉)
紫陽花の葉は、美味しそうに見えるけど、虫に食べられない。青酸を含んだ物質を持っている。と言われている。
季節感を演出する料理に、添えられる事があるが、決して食べない様に。
③石楠花(シャクナゲ)-ロードトキシンと言う有毒物質。
(石楠花-ロードトキシンと言う有毒物質を持つ)
山の奥深くで、虫や鳥などの動物や、病原菌から、からだを守って生きている。④トリカブト-アコニチン
有名なのが、トリカブト。
殺人事件に出てきて、聞いた事がある。
(左 トリカブトの葉。 右 花…ネットより…2006年9月10日)
実際に、花や葉を認識した事がない。気を付けなければ。
食用野草の、ニリンソウと、間違え易いとの事。
➄馬酔木(アセビ)-アセボトキシン。
(アセビ 左 2013年3月15日 右 2012年3月6日)
奈良公園では、イラクサ(トゲがある)と同じ様に、アセビも、放し飼いの鹿は、食べないそうである。
石楠花、紫陽花、馬酔木は、庭木として、普通に植えられている。 取り扱いには、注意したい。
つづく。
残酷な天使のテーゼ/下川みくに