2017年01月21日
★木という生き物②★
(木材の板目…ネットより)

『面白くて、眠れなくなる、植物学』の、「法隆寺の柱は、生きている?」②より。
木材の中心部の心材は、死んでいる。木材をよく見ると、年輪と直交方向に、放射組織が通って、生きている外側の部分から、抗菌物質を中心の芯材に運んでいる。
(年輪・芯材・辺材)

双子葉植物は、水分や栄養分を運ぶ形成層がある。この形成層が細胞分裂を行って、幹は太く成長する。
(年輪と直交する放射組織…ネットより)

毎年、成長と停滞を繰り返し、幹が太くなる。
(縦方向と横方向の放射組織のモデル…ネットより)

柾目と板目の特徴。
形成層には、水を運ぶ導管や、栄養分を運ぶ師管が縦方向に通っている。
その為、横からの力には強いものの、縦方向には裂ける。
(板目と柾目の関係…ネットより)

板として高級なのは柾目。
柾目は、木目が均等に並んでいるので、反りにくい。(1本の木から、柾目は、板目に較べ、少ししかとれない)
一方の板目は、年輪に沿って切り出されている為、幹の外側にあたる表側と、幹の中心にあたる裏側が出来ている。
(板目は、乾燥すると、幹の外側が収縮する)

反りやすい板目は、曲げやすく、秋から冬にかけて作られた年輪は、水を通しにくい。
その為、樽、風呂桶、船などを作るのに都合が良い。
(板目を使った、樽…ネットより)

その為、柾目は、米びつや、化粧箱、かまぼこ板として使われる。
(柾目を使った、米びつ…ネットより)

木は、生きている部分と、死んでいる部分があり、四季による年輪があり、種々の特徴を備えている。
おわり。
植木屋として、木と、正面から向き会おう。と思った。
Jean shepard - Slippin' Away (November 21, 1933 – September 25, 2016)
Posted by 植木屋じぃじ at 11:39│Comments(0)
│試験問題・本・等から