2017年09月12日
★鞘と伴に弾け飛ぶ藤の種★
(藤の花と藤の種)

『種子たちの知恵』の
「藤(フジ)」より。
鞘と伴に、はじけ飛ぶ、自然の円盤。
マメ科の蔓性落葉樹。
日本特産種で、本州から九州の野山に自生し、観賞用に栽培される。
(左-市立博物館…2013年4月17日 右-杉の木に登ってさく藤…2011年5月4日)
つるは、右肩上がりに巻き付き、太く育って他の樹木に覆いかぶさる。
(杉の木に巻きつく藤の蔓…ネットより)

秋には、長さ20cm程度のさやが垂れ下がり、冬に弾けて種子を飛ばす。
花は、マメ科特有の「蝶形花( 左右相称で蝶に似た形の花。ハギ・フジ・エンドウなど。)」で、外から見ても蜜や花粉は見えない。
花の仕掛けを知っているハチだけが、花びらを押し分けて、蜜を吸う事が出来る。雄蕊や雌蕊は、下側の花弁の間に収納されている。
(藤の花の蜜を吸う、蜂とアブ)


ハチが蜜を吸おうと、脚を踏ん張った瞬間、花びらに隠れていた雄蕊や雌蕊が飛び出し、腹に花粉をくっつける。
(藤の鞘と種…ネットより)

種は径1.5cm程のひらべったい円盤形。びゅーんとフリスビーの様に、最大で10m以上も空を飛ぶ。
(平べったい藤の種…ネットより)

藤は繁殖力が凄い。
一般の樹木は、倒れない様に、幹をしっかり造る事にエネルギーを使う。
が。
蔓植物は、幹を樹木に頼り、ひたすら光合成を求めて、葉を茂らせ勢力拡大に全エネルギーを使う。
ひと夏に、二度も藤の剪定をする事がある。
(2017年9月4日 藤・剪定前 → 剪定後)
あるお客さんでは、藤棚を2012年に作ったが、繁殖が強過ぎ、2017年に伐木を頼まれた。
(2017年7月19日 藤・伐木前 → 伐木後)
植物は、それぞれのやり方で、生き残りを賭ける。
人間社会より凄まじい。
The Brothers Four ~ Try to Remember
今日の日はさようなら