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2019年03月21日

コミュニケーション術④・島田久仁彦

(島田久仁彦さん…ネットより)
コミュニケーション術④・島田久仁彦『交渉の達人に聞くコミュニケーション術』…島田久仁彦さんの
4回目。

コミュニケーションの失敗は、
誤解を生む事です。

誤解は、何故生じるのか?。
人は、皆バックグランドを持っていて、皆違います。興味の対象も、感情も違っています。
(このシルエット何に見える?。「花」「太陽」「歯車」「つまみ」…ネットより)
コミュニケーション術④・島田久仁彦人は、尊敬している人とか、チョット避けたい人とか、自分と違っている人の影響を受け易いのです。

そして、不適切だと思う情報は、無視する傾向があります。

理論でも、コミュニケーションでも、交渉でも、自分の意見を裏付ける証拠を、無意識に集める傾向があるのです。

選別的に集めた証拠で、自分に言っている事は、正しいものだと、アピールする為に、要らないものは無視し、限られたものだけを取り込む結果、記憶も限られた、選別的なものになって来ます。

その記憶が、私たちが持つ、認識と言うものに、影響を与えます。自分の都合の良いものだけを集めて、自分の考えを補強するのです。

あえて、都合の悪い情報は、話さないのです。  

皆、それぞれ考えが違うので、お互いがケアーしないと、誤解が生まれるのです。誤解が生まれると、対立して来るのです。

どうやって、誤解を解決するかと言うと、
相手は、決して、自分が見ているものを、見ていない。
と、言う前提に立つ必要があるのです。

誤解が生じない為には、お互いの合意を積上げて行きます。
小さな、Yes、Yesの積重ねを、造る事です。

「これ、と言う事については、これで良いんですよね。」「うん。」
「~と言う事は、こう言う風にも、考えられますよね。」「うん。」  

と積重ねます。しかし、それは、時間もエネルギーもかかります。
その途中で、違いが気が付いたとしても、時間をかけてコミュニケーションしていると、違いを無視するか、違いを、あえて横に、よけてしまう場合があるのです。

そうすると、大きなドツボにハマッてしまう場合が、あるのですね。

交渉人とか、弁護士さんが良くやるのですが、どんな一般的な用語だとか、言葉だとかであったとしても、色んな解釈が出来る事を意識して、言葉の定義を決めておくのです。

この段階では、まだ交渉に入っていない訳ですが、言葉の定義の確認を行う事で、合意が積み上がって行きます。
その事で、相手への信頼感に繋がって行くのです。  コミュニケーション術④・島田久仁彦

この人だと、合意出来るかも知れないと言う、心理になって、「一緒になって、何か造りませんか」と言う方向に、進みやすくなります。

「この言葉は、私はこう思うのだけれど、あなたは?」と聞いてみるのです。

解っていると思っていても、相手との認識の違いが、誤解です。


つづく。


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Posted by 植木屋じぃじ at 17:26│Comments(0)講演・等
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