2016年06月23日
★乾燥地で生きる植物の戦略★
(乾燥地で生きるサボテン…ネットより)

田中修・著
「植物はすごい」より、
『乾燥地で生きぬく植物の戦略』
太陽の光を受けると、葉っぱから、水を蒸発させて、体を冷やして生きる。
しかし、乾燥地では、多くの水を使えない。
(サボテンのトゲ…ネットより)

サボテンは、葉を小さいトゲにして、水の蒸発を防いでいる。
茎の部分を多肉にして、水を蓄え、乾燥に耐える。
水が容易に蒸発しないように、表面をロウの様な層で、おおっている。
(サボテンの気孔…ネットより)

又、トゲは動物からも、身を守る。
水を蒸発させる為に、気孔という小さい穴がある。
気孔は、水の蒸発と伴に、光合成に必要な、二酸化炭素も取り込む役割がある。
(CAM植物のアロエ…2013年2月7日)
そこで考えた。
太陽の強い昼間は、気孔を閉じて、光が弱く涼しい夜に、気孔を開けて二酸化炭素を取り込み、蓄える。
太陽が当たる朝に、蓄えた二酸化炭素を取り出し、光合成をする。
(CAM植物のパイナップル…ネットより)

CAM植物が、昼間、水を蒸発させなくても、体温が、そんなに高くならない。
その仕組みは、まだ分かっていない。
(CAM植物のセイロンベンケイソウ…ネットより)

環境に対応出来た生き物だけが、今、存在する。
人間にも当てはまる。
環境が変化しても、何とか生き延びたいものだ。
(左 ソテツ…2011年12月15日 右 ドラセナ…2012年11月9日)
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